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2008.06.08

経営者の条件(ドラッカー名著集1)/ピーター・ドラッカー

こういう本も、読む。ビジネスの方法は、独りよがりにならず、先人の知恵を拝借すべきであると、近年益々思う。二十代の頃は、自分の独自性に価値を見出したいという考えが中心にあった。ドラッカーを読み始めたのは、最近、自分が尊敬する経営者の一人が強く勧めていたから。その人が言うには、ドラッカーの本は現場で考えられたことが書いてあり、学者による理論のための理論ではないところが良いとのこと。読んでみて驚くことは、この本が40年以上も前に書かれていたこと。そして、その新しさ、その価値が、21世紀に入った今でも全く失われていないこと。


本書の中で、ドラッカーは、組織の重要性を指摘する。それとともに、組織が重要になったのはせいぜい二十世紀に入ってからだと指摘する。目から鱗が落ちた感じ。そんなに最近のことなら、まだ充分に研究されていなくてもしかたない。方法論がそこにあるというのは、単なる思い込みで、地球上のビジネスマン全体が試行錯誤してまだそんなに年月がたっていない。

本書の中で、ドラッカーは、また、生まれついての経営者はいないと指摘する。リーダーシップのあるタイプだけが経営者になっているわけではない。先天的な能力としてのリーダーシップは必ずしも経営者の本質ではない。では、経営者は本質的に何をすべきであるか。そういった基礎的なことが、具体的に書いてあり、ためになる。

アマゾンのレビューには、「成果をあげるためには時間をマネジメントすることと重要なことに集中することだといわれているが、この二つの条件について詳細が書かれている。 」と書かれているものがある。本書の中では、何をしたいかではなくて、何をすべきかが重要と説いている。確かに、心に刻んでおきたい言葉である。

もっと早くこの本に出会いたかったという気がする一方で、今この本に出会えてよかった。そういう気にさせる価値のある一冊。これが1890円で手に入るのは、非常に安いといわざるを得ない。

ドラッカー名著集1 経営者の条件 P.F.ドラッカー
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